兄が35歳のときに、不慮の事故で他界しました。父と母は大変な動揺状態で、あと処理どころか、ふたりの精神状態を見るので精いっぱいになり、大阪で執り行う家族葬をはじめ、遺品の整理などは、弟の私がする事になりました。
兄が借りていた賃貸マンションの解約までは半月ほどあったので、たんす、ベッド、洗濯機などの大きな家具家電は、遺品整理専門のリサイクル業者にお願いして引き取ってもらいました。
洋服やそれほど大きくない細かいものは、車に乗せて何往復かして、私の住んでいるマンションか実家にとりあえず引きあげました。使わないと思ったものは、分別してゴミとして出しました。特に、粗大ごみ扱いになるものはありませんでした。
バスタオルや洋服など、使えるものは使いました。CDやDVDや洋服など、その他のものの多くは、ひとつひとつ写真に写し、インターネットのオークションに出して処分ました。
これはかなり大変な作業で、またすべて処分し終わるまでに時間がかかり、また発送作業も大変でした。半年ほどかけてなんとか大方のものを処分し終わりました。