粗大ゴミに出した物が、朝見たら無かった話

それまで使っていた、L字型に並べられる5人掛けのソファ。気に入っていたのですが、大きくてリビングがソファでいっぱいいっぱいでした。
子どもが生まれてから、リビングがソファで埋め尽くされていて、ハイハイを練習する場所もないし、カバーも取り外しできない洗えない布のソファだったのも気になって、手放すことを決めました。
最初は、千葉市内のリサイクルショップに買取してもらえないかと思っていたので、綺麗に掃除をして、何軒かのお店に電話をしてみました。ところが、ブランド品ではないソファは、買い取ってもらえないようでした。
まだまだ綺麗と自分では思っていましたが、手放すと決めたので、泣く泣く粗大ごみに出すことにしました。
粗大ごみは、水曜日にマンションの玄関の前に出すことになっていたのですが、ちょっと重いものだったので、夫のいる日曜日に玄関前に運んでもらいました。
そして、水曜の朝、たまたま早く目覚めて、カーテンを開けると、マンションの前に、見慣れない赤い軽自動車が停まっていました。
その時は、何とも思わなかったのですが、会社に出かけるときに「あっ!」と思いました。
玄関を出たら、まだ粗大ごみの回収が来ていない時間にも関わらず、ソファが無くなっているのです。
きっと、あの車の人が持って行ったんだ!
どうしよう。粗大ごみのコールセンターに電話した方がいいのかなとも思ったのですが、保育園に行くために、子どもを抱えて、出勤時間も迫っているし、どうすることもでず、ただただ、いつも通り出勤しました。
帰宅すると、郵便受けに「回収物がありませんでした」という単票が入っていました。
そうか、ごみが無かったら、こういう対応がされるんだ・・・。と思い、回収に来てくれた方に申し訳なかったな…と思ったのですが、どこかで、だれかが、あのソファを使ってくれていると思ったら、嬉しい気持ちになりました。掃除しておいて良かったです。