掃除により家に愛着が沸いた友人のエピソード

私の友人は、汚れという物をあまり気にしない人です。引き戸の溝に髪や埃が入っていてもお風呂が水垢で黄色くなっていてもトイレの中が黒ずんでも掃除機の中にごみが溜まっていても大丈夫なのです。なので、私が遊びに行くときはいつも掃除道具を持参していました。正直、実家暮らしの私は家では掃除することはあまりないので友人の部屋を綺麗にするのはとても楽しかったです。ですが、私は一年に一度行けるか行けないか。しかも、友人は私が行くまでに必ずと言って良いほど引っ越しをします。本人いわく家が気に入らないそうです。どうみても一年に1回ほどの引っ越しをしている彼女は他の友人と比べると少し引っ越しし過ぎだと思ってました。もしかすると、これは掃除が関係しているのではないかと考えました。忙しく、掃除が上手く出来ず汚なくなり住みにくくなってしまったのではないかと。実際に彼女にそれを言ってみると、「考えたこともなかった」と驚いていました。それから、掃除を心がけるようにしてみると段々家に愛着が沸いたようで、今ではDIYなどをして楽しんでいます。掃除は身近なことであまり深く考えたことはなかったのですが友人の姿をみて、実は自分の生活を支えている大切な事だと思いました。

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