遺品整理は、強い思い出のものを残さないときりがないです。

母の遺品の整理をしていて困ったことがあります。
まず思い出がありすぎてどれもこれも捨てられないということです。
「このかばんはあのとき遊びに行ったときのものだ。」や、「このエプロンは毎日していたものだ。」などと、いちいち感傷的になってしまって、置いておくものと、捨てるものとが分けられませんでした。
次に、あまり大きなものを捨てたことがないので、化粧台などが、いらないけどどうやって捨てたらいいか分からないというものでした。

まず感傷的になったものは、より強い思い出のものを残すようにしました。
そうでないと、いつまでたっても片付かないし、結局そのまま残ってしまうことになるからです。
まず母の着ていた服やかばんは、きれいなものは少し残し、それ以外のよごれていたりほつれていたりするものは、古着屋さんに売ったり捨てたりしました。
最初は仕分ける手が遅かったのですが、だんだん「これは断捨離だ。」と思い込んで、思い切ってたくさん仕分けました。
化粧台は、まだ捨てることが出来ていません。

遺品の整理はなかなか大変ですが、亡くなった方の思い出は、いくつあってもきりがないので、より強い思い出のものを残すようにして下さい。